ポケモンUSUM S8スペシャル前期使用構築 レシラム軸
御無沙汰しております。
禁止伝説・幻が1体まで使用できる特別ルール、俗称GSルールのスペシャルレートが始まってますね。今回はこのスペレで使用していた構築を紹介します。レートは1700程度止まりでいい結果は残せませんでしたが、レシラムの構築記事は貴重だと思ったので投稿します。今後レシラムを使いたい方の参考になれば幸いです。
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4897-AFC5
メガラグでステロを巻き、ツルギorアーゴヨンで追い風、もしくはレシラムでニトチャしてからのレシラムで全抜き、がこのパーティの基本的な勝ち筋となります。
それでは個別紹介へ……の前にちょっと宣伝させて下さい。
先日(2月26日)、あんさんぶるガールズ!!〜Memories〜が配信されました!
このアプリは、あんさんぶるガールズ(略称:あんガル)という5年間も続いたソシャゲのストーリーを無料で読むことができるアプリなんです!!
シナリオ重視で5年間も続いたこともあり、ストーリーはかなりの量があります。書籍にして数十冊はゆうに超えるくらいのお話があるので、読み応え抜群です…!
お話にはタグが付いていたり、さらに検索機能もあるので、とても快適ですよ!
そしてストーリーだけでなく、場面を彩るスチル(一枚絵)もとっても魅力的なんです!
会話を非表示にしてスチルだけ表示させることもできます。
最高。
またこんな感じのキャラ紹介ページもあり、あんガルに詳しくない人でも分かりやすいようになっています!
リンク貼っておくので、是非ダウンロードしてみて下さい!!
Android版:
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そして最後にもう一つ。有志たちによる君咲読書会というちょっとした催しも開かれています。
詳しくはTwitterで#君咲読書会 と検索してみて下さい。
というわけで長くなってしまいましたが、あんさんぶるガールズ!!〜Memories〜を
よろしくお願いします!!!
それでは個別紹介にうつります。
レシラム
(種族値:100-120-100-150-120-90)
性格:控えめ
特性:ターボブレイズ(相手の特性の影響を受けない。型破りと同じ効果)
実数値:175-×-126-222(252)-141(4)-142(252)
当初はニトチャの採用予定はなかったのでA個体値は低いですが、ニトチャ入れるならVの方がいいです。(ナットレイに対するダメージが変わってくる)
カッコいい。
このパーティの禁伝枠。追い風サポートやニトチャでSを上げて上から制圧します。
炎竜の範囲はかなり広く、タイプ相性で止まることはそうそうなかったです。上さえとれれば伝説相手にも基本負けることはありません。ポリ2やクレセ等高耐久相手にもゴリ押しできるのは流石伝説といったところ。
またミミッキュの化けの皮を貫通できるところも偉かった。
ただし上を取らなければ大抵の伝説にはワンパンされるため、追い風ターンやニトチャを積むタイミングには常に気をつける必要がありました。
メイン技が命中不安であるため、外したら負けという場面が何度もあり、実際に外して負けた試合もあるので、そこがレシラムの一番弱いところだと感じました。
また炎竜の範囲はとても優秀なのですが、竜技は妖に無効化されるので、妖に引いてZをすかされると苦しかったです。さらに竜技が流星群という連発できない技なので、Zをきったあと、鋼に一旦引いて流星群を受けるというムーブを取られることもあり、そこも難しいところだと感じました。
技構成や持ち物については、竜の波動や炎Zも試しましたが、結局これに落ちつきました。最初はニトチャではなく追い風を採用していたのですが、ターンが足りない場面が多かったため、半永続的にSを上げられるニトチャを採用しました。一度で1.5倍しかSが上がらないためスカーフサザンやメガレックウザには弱くなりますが、それを加味してもニトチャの方が使いやすかったです。
火力の目安
Z流星群で無振りカイオーガ ステロ込み高乱数一発
- ゲンシグラードンとの差別化
グラードンはいくつか型がありますが、今回はレシラムと比較するためこのレシラムと同様の型、すなわち味方の追い風サポートを受けたりロックカットでSを上げて全抜きを狙う特殊グラードンとの差別化を考えます。
まずゲンシグラードンとレシラムで同じ点
・炎タイプである
・種族値C150、S90
・グラードンはロックカット、レシラムは追い風、ニトチャというS操作技を覚える。
そして抜きエースとしてみたときにレシラムが勝っている点
- ミミッキュで止まらない
- 技範囲の広さ
- Zによる瞬間火力
1.について
ゲンシグラードンは確かにミミッキュに強いですが、化けの皮のせいで確実に一回は行動されてしまいます。その隙にトリルや呪いで切り返されると面倒ですし、追い風サポートのときはターン数が足りなくなります。ミミッキュは採用率が高く、このポケモンを一発で落とせる点はレシラムの利点といえます。
2.について
ゲンシグラードンはタイプ上、浮いている炎半減の相手には有効打がありません。例としてはメガレックウザやメガボーマンダ、ギャラドスなど、苦手な相手は割と多く使用率も高いポケモンが多いです。これらのポケモンに対する一つの回答として竜の波動がありますが、ステロ込みだとしても火力が足りていません。勿論レシラムも止まる相手は存在しますが、それは水妖のみであり上記よりも遥かに数は少ないです。したがってレシラムの方が全抜きしやすいといえます。(高耐久やゲンシカイオーガで止まるのは両者同じなのでここでは触れていない)
3.について
伝説は耐久が高水準であり、通常の攻撃であれば基本的に一発は耐えられます。しかしZ技であれば話は別です。ゲンシグラードンは持ち物が固定されている都合上Z技を打てませんが、レシラムは任意の持ち物を持たせられるので瞬間火力(Z技の有無)において差別化が図れます。ゲンシグラードンには噴火という高火力技がありますが、噴火は威力が自身のHPに依存する技で任意のタイミングで最高火力が出せるわけではないので、安定性に欠けます。
勿論全てにおいてレシラムが勝っているわけではありません。同じ点のところでも触れましたが、あおいほのおと晴れ下のかえんほうしゃは火力が大体同じなため、技外しのないかえんほうしゃの方が優秀です。
また今回は特殊抜きエースとして比較しましたが、ゲンシグラードンは他にも型が豊富であり、総合的に判断するとゲンシグラードンの方が汎用性が高いのは事実です。しかし今回は抜きエースとしての採用だったので、ゲンシグラードンを差し置いてまでレシラムを採用するのには十分な意味があることをわかってもらいたいです。
カミツルギ
性格:陽気
実数値:135(4)-233(252)-151-×-51-177(252)
追い風始動役その1。襷で行動保証がかかり、レシラムが苦手な水や地面に強いです。
サポートだけでなく自身も抜きエースになることができ、追い風を貼り全抜きした試合も少なくなかったです。
対カイオーガにリフブレは確定、またコンセプト上追い風も確定。残り二枠はスマートホーン、辻斬り、せいなるつるぎから選択ですが、今回は浮いてる相手にも打てるスマホとネクロズマ意識で辻斬りにしました。せいなるつるぎがあるとアルセウスやバシャーモにある程度強くなるので、そこは一長一短といったところ。
メガラグラージ
性格:慎重
実数値:207(252)-130-110-×-126(36)-108(220) (メガ前)
207(252)-170-130-×-148(36)-118(220) (メガ後)
すいすい発動時最速スカーフカイオーガ抜き
まさかの起点作りメガラグラージ。襷を持たなくても行動保証がある起点作り役を探していたらこのポケモンにたどり着きました。
非常に耐久が高く使いやすかったです。攻撃に努力値を割いていませんが、種族値が高いので火力に困ったことはなかったです。
このポケモンを見せていると草技持ち(草結びゲッコウガ、ソラビグラードン)が初手に出てきやすかったです。ちなみにコケコ程度の草結びは耐えます。
ミミッキュ
性格:陽気
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
当初はゼルネアス対策として入れていましたが、困ったときには選出していました。トリルでの切り返しもできますがあまり使わなかったです。
特にいうことがない。
アーゴヨン
性格:臆病
実数値:148-×-93-179(252)-94(4)-190(252) (DL対策)
追い風始動役その二。Sが高いので追い風を決めやすいです。また相手視点的には悪巧みがチラついているため、退場もしやすかったです。範囲が広いので、幅広い相手のHPをレシラムの圏内に入れつつ追い風をはることができました。持ち物は適当ですが、これのおかげでウルトラネクロズマが確定になったりメガレックが乱数で落ちるようになるのであまり馬鹿にはできません。
ゲッコウガ
性格:臆病
実数値:167(156)-×-118(244)-123-91-171(108)
S:お互いにSランク補正-1のとき、最速ガブリアス抜き
調整はどこぞのものをパク…参考にしました()
相手の起点作りを阻止するために採用しました。(カミツルギの襷が潰れるとメガレックに簡単に全抜きされる) 毒びしは擬似ステロのような感じでエースの火力を補うために用いましたが、バトンやゴーリ等の対策にもなり得て便利でした。
総評
レシラムを使ってみての感想としては、決して弱くはないけど特段強いわけでもないかなあといった感じです。構築の組み方の問題かもですが、追い風というターン数の少ない技を中心に組んだのでクレセやポリ2など突破に2ターンかかるようなポケモンがいる場合は大分辛かったです。またメイン技が命中不安で技外しのリスクが常につきまとうのはとてもきつかったです。やっぱり使用率上位の伝説とは一歩遅れをとってる印象でした。とはいえ炎竜の範囲やミミッキュで止まらない点は優秀で、使い方によっては化けるポケモンだなあと感じました。
今回はここら辺で失礼したいと思います。今試している構築ではもっと上を目指したいです。
あんガルMemoriesもよろしくお願いします。
それでは