【最高1908】ポケモンUSUMスペレS13使用構築 -スペレに潜り続けた者の末路-
御無沙汰しております。
S13のスペレにて使用した構築を紹介します。最高レート1908を達成でき、かなり自信があったのですが、最終的にはレートを溶かしてしまい1740にて終わりました。好成績を残すことは叶いませんでしたが、700戦以上の対戦数をこなすなど得難い経験ができ、今後に活かせたらなと思います。
今期は本当に色々あったので、詳しくは感想の項にて述べます。
目次
構築概要
安定のトリル軸です。
伝説幻オンリーというルール上ミラーが多発するので、同速ゲーを避けるためにトリルを軸にした構築を使用しました。ただ終盤は同じような構築が散見されたので、好成績を残すという意味では中盤で潜るのをやめるべきだったかもしれません。
途中で構築を若干変更したので、最高レートを2つ記載しています。1908を達成したときを①、その後最終的に使用したものを②としています。
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個別紹介
月食ネクロズマ
持ち物:ルナアーラZ
実数値:396(244)-×-257(12)-454(252)-290-143(S個体値0 最遅)
技構成:シャドーレイ、プリズムレーザー、トリックルーム、守る
いつもの。相棒といっていいのかもしれません。
霊技の一貫性によりトリル下での制圧力が魅力的。火力もあるので、ルナでは落とせない場合でも月食ネクロなら落とせることがしばしばあります。(例:HDグラードン→ルナ確定耐え、月食ネクロ8割程度の乱数1発)
後述のとの兼ね合いにより、特に対グラードンを意識しています。そのためグラードンにルナZを守られても確実に縛れるようにプリズムレーザーを採用しています。以前も言いましたが、月食ネクロを使うにあたってフォトンゲイザーは基本的に採用に値しません。このルールにおいて月食ネクロを使うならこの技構成でほぼ確定かなと思います。(サイドチェンジもありですが、どうあがいても択になるため採用しなかった)
タイプ的に神速が無効なので、鉢巻アルセに対して比較的強かったのはえらかった。
場にイベルタルがいるだけで常に縛られるという点を除けば強かったです。(そのふいうち縛りがかなり致命的なのですが)
マギアナ
持ち物:フェアリーZ
実数値:364(252)-×-266-394(252)-267(4)-121(S個体値0 最遅)
技構成 :フルールカノン、マジカルシャイン、トリックルーム、守る
最強のトリルエース。優秀なタイプに加え、場にいるポケモンが倒れるだけでCが上がっていきます。三段階も上がればグラードンでも止められません。
トリルエースとしての役割を意識したので、ラスカは入れませんでした。しかしレート後半はマギアナ入りが急増したため、ミラー意識でラスカを入れてもいいかもしれません。
ミラーを嫌ってトリルを採用しているはずなのにマギアナミラーは頻発したのでつらかったです。
アルセウス
持ち物:オボンの実
実数値:444(252)-372(252)-277(4)-×-276-276
技構成:神速、剣の舞、①シャドークロ―→②マジックコート、トリックルーム
ダークホールへの殺意から生まれたマジコアルセウス。当初(1908を達成したとき、①)はシャドクロでしたが、素でダクホを打ってくるプレイヤーが一定数いて煩わしかったので変えました。素ダクホをうつということは当然うたれる覚悟もありますよね?(何回か切断された)
高耐久からのトリル貼りが本来の仕事なので、場持ちをよくするためにオボンの実を持たせています。
サブウエポンがないため、サイコフィールドを貼られるだけで機能停止するのがつらいですが、そのときはトリルを貼って後続に交代すればいいので、そこまで気にはなりませんでした。
催眠術は勘弁して下さい
メガレックウザ
持ち物:拘りスカーフ
実数値:352(4)-503(248)-237(4)-×-236-329(252)
技構成 :画竜点睛、神速、滝登り、寝言
スカーフレックウザ。対ゼルネアスというよりはダークライやミュウツーなどのSがはやいポケモンたちを意識しています。
意地スカーフにすることで、先発に出てきたゼルネのスカーフ判定を行うができます。
対ダークライゼルネ入りにはアルセとともに先発においてゼルネを削ります。
低レート帯に安定して勝てるためにスカーフは便利でしたが、通常の構築(使用率上位のポケモンたち)や再戦には弱いのがネックでした。
何故かH4B4振りですが、こうすることで画竜を打ったあとのB-1状態で意地アルセの鉢巻神速の乱数が動くので、変更はしませんでした。まあこの調整が生きたことはなかったのですが(そういう状況に1回も遭遇しなかった)
ちなみに意地鉢巻アルセの神速+意地メガレックの神速で中乱数ほどで落ちます。落ちないときもあります。やめてください
ゲンシグラードン
持ち物:べにいろのたま
実数値:404(252)-469(124)-357-×-249(132)-178(S個体値13)
HD:控えめゲンシグラードンの大地の力確定耐え
技構成 :断崖のつるぎ、ほのおのパンチ、ドラゴンクロー、守る
無難に強いのですが、S個体値が13という妥協個体。再戦が多発する環境においてはむしろ同速ゲーが発生しない分よかったかもしれません(相手のグラードンのSがわからないと積極的にトリルを貼れないのは問題ですが)
今回使ってわかりましたが、私グラードンだめですね。グラードンというポケモンがミラーを強要されやすいのが何より苦痛でした。メインの断崖が命中不安なのも然り。
イベルタル
持ち物①:ウイの実
持ち物②:突撃チョッキ
実数値①:405(48)-268-278(208)-298-232-326(252)
実数値②:456(252)-298-317(252)-268-232-235(4)
技構成 :イカサマ、バークアウト、ふいうち、①守る→②はたき落とす
このルールにおいて1番強いポケモンはイベルタルだと思ってます。相変わらずゼルネには弱いですが、それ以外のポケモンには一定の仕事をこなすことができます。
まず、このルールにおいてのメインウエポンはイカサマであるため、攻撃に努力値を割く必要はないと考えました。そのため意地アルセの鉢巻神速高乱数耐え&ビクティニの命がけ確定耐え調整の最速個体を使用していました(①)
しかし、使っているうちにSを振るメリットを感じなくなりました。というのもSを振ることで抜ける相手がルナアーラしかいないためです。(このルールにおいてグラカイはSに努力値を振るよりも耐久に回した方が強い)そもそもはルナに強いポケモンですし、ルナを意識するよりは耐久全振りにして他のポケモンを意識した方がいいと思ったため、HB特化チョッキを採用しました(②)
HB特化にすることで、メガレックの画竜2耐えなど恐ろしいほどの耐久を持つようになりました。
Sに4振っているのは同速意識(HBのアイデアは他の方が使っているのを見て真似たもの)です。
チョッキを持つことであらゆる攻撃を耐えることができるため、汎用性が非常に高いです。
今から思うとゴツメを持たせるのも面白そうだなと思いました。
選出
基本選出
(のどちらか)+
この構築のコンセプト。基本的にゼルネや妖アルセがいない構築にはを選出していました。
初手で場を荒らしつつ頃合いを見てトリルエースで暴れます。グラかイベルのどちらかがいなくなればトリルエースの片方が通るので、相手のグライベルを意識していました。
対マギアナ入り
の選出は必須。イベルがいないならを出すこともありますが、積極的にトリルを貼れないのが難点
対ダークライ(+ゼルネ)
+
相手にグラードンがいない場合はこれで確定。初手ダークライゼルネの場合は画竜でゼルネを削りつつマジコでダクホを跳ね返します。型バレすると、ゼルネは守る、ダークライはに催眠術ということをされるのでつらかった。永遠の択
構築総評
一番の欠点として、瞬間火力に乏しいことが挙げられます。トリル前提の構築なので多少は仕方ないのですが、トリルを貼れないとパワー不足に陥るのが純粋につらかったです。
マギアナに対する打点が頼みなのも問題で、マギアナ入りには苦労しました。
トリルエースのの障害となるグライベルのどちらかさえ倒せれば(縛れる状況を作れれば)トリルで安定して勝てるので、その状況をつくることを意識してゲームプランを立てていました。
余談(採用に至らなかったダークライ対策)
メガディアンシー
持ち物:ディアンシナイト
努力値:H212 C120 S176
C:H252D132ゲンシグラードンを大地で確定2発
S:準速メガレック抜き
技構成:ムンフォ、大地の力、電磁浮遊、守る
特性によりダクホ、挑発を跳ね返すことが可能。タイプが優秀で、画竜、神速、炎技を半減できる。電磁浮遊もあるので、グラレックに対して強く出れる。
耐久が心もとないのはまだ許容範囲でしたが、と同時選出ができないのが難点すぎたので不採用となった。
ちなみに肝心の対ダークライに関しては、選出でディアンシーを見せているだけでそもそも選出されないということが判明しました。
ホウオウ
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:H96 B252 S160
スカーフ込みで最速125族抜き
陽気レックウザの画竜が6割ほど入る
意地鉢巻レックの画竜確定耐え
鉢巻アルセウスの神速は確定2耐え
陽気画竜+鉢巻神速は低乱数耐えっぽい
技構成:聖なる炎、ブレバ、鬼火、神秘の守り
腕白HBSスカーフホウオウ。頭悪そう。
ダークライの上から神秘の守りを張ったり、鬼火でレックの火力を下げたりでき、こだわりと再生力の相性もよい。このルールでは物理耐久が高い方がよいと考えB極振り。
後続からダークライを出されると対策出来ず、それ以外でも火力がなくお荷物になりやすいので不採用となった。
シーズン終了後、とある方の構築記事でトリックガードマギアナという対ダークライ最強ポケモンを知ってしまったので次からはそれ使います(機会があれば)
感想
苦痛に満ちたシーズンでした。計722戦です。人が少ないスペレでこの対戦数ですからね。頭おかしい
今シーズン、当初は序盤にちょっと潜ってそれでやめるつもりだったのですが、思った以上に結果が出たため潜り続けちゃいました。
↑最高レート到達時の写真
今思うとここでやめておけばよかったんですけどね… ただこの時点で1位とのレート差が8しかないですから、もしかしたら1位いけるのでは…?と欲が出ましたね。結果溶かしました。
その後は1860〜1750くらいをずっと行ったりきたりして終わりました。結果が残せなくてとても悲しい。こういうルールは終盤にレートを伸ばそうとするのは厳しいですね。よくわかりました。
最終は1740でしたが、それでも25位なんですよね。ずっと上ばかり見てたので気付きませんでしたが、大分過疎ってたようです。
伝説オンリーのルール自体はとても私好みなのですが、プールが狭すぎてミラーが多発するのがつらすぎました。伝説に格差がありすぎるのなんとかしてくれ
ここまで真面目にレートに潜り続けたのは初めてですが、二度とやるつもりはないです。精神的に疲れました。負けるのが苦痛でした。本当につらかった。
ただ今回潜り続けた収穫として、私(ファラド)の存在が意外と認知されているんだなということを知れて嬉しかったです。伝説大好きファラドです、よろしく。
次世代からのトリル軸はメルメタル参戦により大分勝手が変わるだろうと予想してますが、どうなるんでしょうね。
もしまた同じルールで開催されることがあれば、次は重力で遊ぶつもりです(予定)
最後に、722戦もつきあって下さった皆様に感謝を伝えて終わりたいと思います。
ありがとうございました。
何かありましたら、Twitter(@deltoraquest123)までお願いします。
それでは
追記
2019/1/10 メガレックウザの項の脱字修正